就業規則読んでみた。

私現在会社員のまま起業しようとしていますが、これは問題無いのでしょうか?

起業する為にはやはり法的に調べておかないといけませんね。

この項目に関しても、本に書いてあった事ですね。

起業なんて考えていなかったので、とにかく教えてもらった事は実行です。

会社で働きながら6カ月で起業する 1万人を教えてわかった成功の黄金ルール [ 新井 一 ]

そもそも、副業を禁止することは憲法違反なのだそうです。

日本国憲法22条において「職業選択の自由」が保障されています。

そのため、副業を禁止することは憲法違反にあたり、禁止することはできません。

ただし、憲法違反となる部分はあっても、会社との約束である就業規則を遵守しないといけません。なので、やはり調べてみないといけないですね就業規則。

その手のものは、必ず入社する際に説明を受けます。

受けていない人はいません。

大体において第1章の総則辺りにこんな条文が見受けられます。

・会社は社員の採用に於いてこの規則を説明し、常時職場に備え付け周知をはかること。
・社員は、この規則を知らない又は説明されていないことを理由としてその責任を免れることはできない。

要は「言ったよな?知らないなんて言ってんじゃねーよ」ですね。

まあ社則なんて難しい条文を並べても理解できないですよね。

常識的な言葉が並べられているだけですが、難しく拡大解釈できる言葉が多い気がします。変な事しなければ社員は有利ですがね。

で、ずーっと先まで読んでみても「副業」については出てきません。

日本人は副業なんて考えてなかったので最近追加されたんですね。

最後の方に附則みたいに付け足されていました。

社員が就業時間外において、他の会社等の業務に従事するにあたっては事前に承諾を得るものとする。

一番やりにくい縛りを持ってきていますね。

「やってもいいけど会社に一言言うのが筋だよな?オイ!」ですね。

で最初の条文、「知らないはず無いよな?」ですね。

で、懲罰ですね。こんな事したらというのはこんな感じ。

社員が以下のひとつに該当するときは、懲罰を課す場合がある。

  1. 経歴詐称
  2. 度重なる社員規則違反
  3. 素行不良
  4. 故意の業務遂行の妨害
  5. 業務上の災害事故又は会社設備の破壊
  6. 度重る無断欠勤
  7. 許可なしに会社の物品の持ち出し
  8. 会社の名誉・信用を傷つけた
  9. 秘密漏洩
  10. 業務上の命令違反
  11. 頻繁な遅刻
  12. 会社への損害
  13. 刑事処分を受けた
  14. パワハラ
  15. セクハラ
  16. マタハラ
  17. 退職時に引き継ぎをしない
  18. 反社との関わり合い

で、罰はこんな順列になっています。

  1. 始末書
  2. 減給
  3. 降格
  4. 出勤停止(賃金もなし)
  5. 懲戒解雇

今の会社ではほとんどが1。

仕事できていないとボーナスほとんど貰えないので、減給も並行して行われる感じ。

曖昧だけど、会社側は何とでも理由づけできそうです。

ただし会社側の立場ですね。

なのでなるべく会社とは異なるフィールドで仕事をするのが良いのでしょうが、自分の得意を生かすのはどうしても被ってしまいます。

では会社バレを避けるにはどうしたら良いのか?調べてみました。

※完全では無いのでスイマセン。

  • 源泉徴収されない事
  • 検索に引っかからない(本名・仕事実績・顔・SNS等)
  • 身近な知り合いにぽろっと話さない

これを完全遵守しないとマズいです。

でも堂々と仕事はしたいですね。なので、次をルールにしないといけませんね。

a)会社の利益を犯さない事

 しっかり労働、自分の会社の成果物も利用しない、会社の時間を利用しない

b)会社と同じ仕事のやり方をしない

 全部は無理だけど、極力違う方法を探そう

三方良しとは仲々いかないですね。いつか堂々とやってやろう!